第二次世界大戦におけるアメリカの同盟国はどこか

第二次世界大戦におけるアメリカの同盟国とは一体どこなのでしょうか。

第二次世界大戦というと1941年12月8日、現地時間7日に日本の真珠湾攻撃によって始まり、1945年年8月15日に日本が降伏して終わった、というイメージを持っている人もいるかもしれませんね。

しかし、実は第二次世界大戦というのは人類史上最大の戦争と言われています。

それならばアメリカの同盟国はどこだったのでしょうか。

ここではアメリカの同盟国や日本の同盟国について解説します。

アメリカの同盟国について

アメリカが立場をおいたのは連合国というものであり、イギリスやフランスが関わっています。

特に連合国の中でもアメリカのみならず、イギリス、中華民国、オーストリアは最初から最後まで日本とドイツの的でした。

そしてそこにソ連が対日戦に加わったということになります。

連合国というのは連合国共同宣言に署名した国家を指しており、これは1942年1月1日アルカディア会談によって証明されました。

そして第二次世界大戦が始まったのはポーランドが進行された1939年とされており、日米開戦が始まった1941年ではありません。

日本の同盟国について

それに対し、日本はドイツ、イタリア、フィンランド、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、大など、ソ連を脅威としていた国家と同盟を結び、これらは枢軸国と呼ばれました。

ヒトラーが率いていたドイツとムッソリーニが率いていたイタリアはどちらもよく似た権威主義的な体制をとっており、よく似た思想を持っていたのです。

1939年にドイツがポーランドに侵攻した時はスロバキアのみが枢軸国でした。

しかしそこにイタリアが加わり、アルバニアが加わり、同盟国が広がっていったのです。

1940年9月には日独伊三国条約が結ばれました。

真珠湾攻撃で参戦

最初アメリカは第二次世界大戦に加わってはいませんでした。

しかし1941年12月8日、現地時間7日に日本が真珠湾を攻撃したことによってアメリカがこの日を屈辱の日とし、第二次世界大戦に加わったのです。

それまでアメリカは中立主義の立場をとっていましたから、戦争に加わる事はありませんでした。

どの国よりも強い軍事力を誇り、1941年3月には武器貸与法を打ち出して他の国々に武器を貸し出してはいましたが、自分たちは戦争に加わっていなかったのです。

ちなみにこの時はアメリカ国内ではソ連に武器を貸すのはいかがなものかという考え方もありましたが、ルーズベルトは敵の敵は味方だと考え、同一の的であったそれにも武器を貸し出すことにしていたのです。

まとめ

いかがでしょうか。

アメリカの同盟国は主にイギリスとフランスが挙げられます。

そしてこれらは世界大恐慌が起こったときに植民地を持っていた国であり、ブロック経済を行うことができた国です。

それに対して日本はドイツやイタリアと同盟関係にあり、連合国を相手に戦ったのです。