同時多発テロでアメリカが受けた攻撃とは何か

同時多発テロと言えば、アメリカの本土が攻撃された1番最初の出来事であり、合わせて9000人近くの死傷者を出した大規模なテロです。

航空機を使った史上最大の規模のテロだとも言われていますが、具体的にアメリカはどのような攻撃を受けたのでしょうか。

ここでは同時多発テロによってアメリカが受けた攻撃について解説します。

世界貿易センタービル

2001年9月11日、2機の飛行機であるアメリカン航空11便とユナイテッド航空175便が世界貿易センタービルに激突しました。

目撃者の中には航空機がずいぶんと低い位置を飛んでいておかしいと思った、という話も出ています。

最初にアメリカン航空11便が北棟に激突しました。

この様子は偶然ニューヨークでドキュメンタリーの撮影をしていたフランス人の映像作家によって撮影されています。

そしてCNNなどのあらゆるメディアの中で今度はユナイテッド航空175便が南棟に激突する様子をライブで見てしまったという人も多いのではないでしょうか。

燃え上がる貿易センタービルから避難することができず、窓から飛び降りた人もたくさんいましたね。

火災が起こってしまったことによって鉄骨が座屈を引き起こし、極めて短時間で2つの貿易センタービルは崩壊しました。

合わせて2749人の死亡者が出たと言われています。

国防総省への攻撃

世界貿易センタービルが攻撃され、人々が戸惑っている最中、今度はアメリカン航空77便が国防総省であるペンタゴンの攻撃しました。

高速で激突したため、期待の残骸はほとんど原型をとどめておらず、この時間多くの死傷者が出たと言われています。

国防総省はその後再建されましたが、再建された部分だけは建物の色が若干違います。

国防総省のそばにはメモリアルが設置されており、国防総省こそ誰もが立ち入れる場所ではありませんが、そのメモリアルは誰でも立ち入りが可能です。

建物の写真撮影は禁じられていますが、メモリアル内では写真撮影も問題ありません。

ペンシルベニア州に墜落

最後にハイジャックされたユナイテッド93便は映画にもなっていますので知っている人も多いのではないでしょうか。

この飛行機はホワイトハウスを攻撃する予定だったのではないかと言われています。

しかし、乗客がテロリストに対して立ち向かったためにテロリストは最後まで行き着くことができませんでした。

しかし急速で地面に激突してしまったため、この時も期待の原型はほとんどなく、乗客は全員死亡しました。

この乗客の中には日本人の大学生がいたと言われています。

乗客が家族に電話した内容や、管制塔が録音した機内の会話を元にした映画がありますので、興味がある人は見てみると良いかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。

同時多発テロはアメリカがその本土攻撃をされた最初の出来事であり、第二の真珠湾とも呼ばれていました。

真珠湾攻撃自体はアメリカの本土ではなかったということでこの同時多発テロとは若干の違いがあるのですが、人々は真珠湾攻撃を思い起こしたとも言われています。